SV S5 レート2010 最終306位 対面構築カミトムカイリューパオバレルー
はじめまして、虫野郎と申します。
S3以来のレート2000超えで順位も最高順位を更新したので記事にしようと思いました。
記事を書くのもS3ぶりでまだ2回目なのでふつうに拙い文章ですが、見ていただけたりアドバイスを貰えたりしたら嬉しいです。
構築経緯
厄災環境に入る前に色んな方の環境予想動画を見ていたところ、だいたい増えると予想されていたポケモン(キノガッサ、マリルリ、イルカマン、テツノブジン、その他毒菱を撒くポケモン)にモロバレルが有利をとれることに気付きモロバレルから組み始めました。モロバレルがサポートよりのポケモンなので軸として炎テラスパオジアンを採用しました。あとは無難に強いスカーフハバタクカミ、シーズン終盤に激増したカイリューに9割勝てる食べ残しミトム、地面枠でハバカミパオジに勝てるようにした隠密ディンルー、最後に雑に強そうなカイリューを入れてパーティーを完成させました。
シーズン序盤は個人的に強いと思っていた炎テラスチョッキセグレイブやSブーストテツノツツミ、イルカマンなどを使っていたのですが、うまく形にできなくてレートもなかなか上げられませんでした。終盤になって藁にもすがる思いでパオジアンを採用したら勝てるようになったので、この環境の答えはパオジアンだと思いました。
(新レギュレーションに伴いレンタルパーティーは取り消しました、また使いたいとかありましたらお声かけ頂ければ作成します)
コンセプト
・どのポケモンも最低限の耐久はあるので対面有利になるように動いていきながら相手のポケモンに負担をかけていき、通せるポケモンを通して勝つ
・受けループに勝てる構築ではないが、ミトムの身代わりやモロバレルを駆使してHP割合でTODを狙う
個体紹介
使いやすかった強かった順で紹介していきます。
ディンルー@隠密マント
災いの器 意地っ張り 鋼テラス
231(4)-165(156+)-146(4)-×-128(220)-81(124)
地震/カタストロフィ/ヘビーボンバー/挑発
A:11n、ヘビボンでHBに厚めに振ったハバカミ確1、テラスヘビボンでB4振りパオジアン確1
D:なるべく高く
S:無振り60族抜き
HB:余り
シーズン終盤まで別の型で使っていて、せっかくパオジアンのつららおとしを耐えるのにひるみで全て台無しにされるのはもったいないと思って隠密マントを採用しました。ヘビーボンバーはハバタクカミ、パオジアンだけでなくカイリュー等の浮いてるポケモンへの打点として欲しかったので採用しました。しかしパオジアンだけでなく終盤の環境全体に刺さっていて使ってる自分が驚いてました。しおづけ、ひやみず、あくのはどう、つららおとし等の追加効果を消せるのは本当に強かったです。Sの無振り60族抜きも偉かったです。ただし鋼テラスをきると本来の役割であるテツノドクガイーユイなどの炎ポケモンがキツくなるので注意です。
パオジアン@気合いの襷
災いの剣 意地っ張り 炎テラス
155-189(252+)-101(4)-×-85-187(252)
氷柱落とし/聖なる剣/氷の礫/テラバースト(炎)
シーズン序盤から相手に使われて嫌だったポケモンでしたが、レートが伸び悩んでた時に使い始めてたくさん勝てるようになったので好きなポケモンになりました。運ゲー択ゲーポケモンですが、自分は拓ゲーが苦手なのでふいうちは採用しませんでした。ふいうちを採用しなければ最速である必要もないなと思ったので意地っ張りにしてなるべく火力が出るようにしました。この調整もかなり活きてましたが、せっかくなら耐久調整とかしてチョッキとか着せるのもありかなと思ってます。炎テラスなのですが、パーティー単位でウルガモスが重いのでその対策、鬼火無効、ドヤ顔で出てくる鋼タイプを焼くといった理由で採用しました。
ウォッシュロトム@食べ残し
浮遊 図太い 鋼テラス
157(252)-×-174(252+)-126-127-107(4)
パオジアンと一緒に採用したポケモンでヘイラッシャ、カイリュー、マリルリ、イルカマンあたりに後投げしては放電連打してました。Sブーストテツノツツミのフリーズドライを1発耐えて返しの放電で落とせるのも魅力でした。ハイドロポンプの命中率は相変わらず体感50%でしたが、その分放電麻痺も体感50%だったのでふつうに神でした。レート2000達成してるときは必ずこのポケモンを使ってるのでもはや相棒かもしれないです。
モロバレル@黒いヘドロ
再生力 呑気 水テラス
ギガドレイン/ヘドロ爆弾/地団駄/キノコの胞子
219(236)-105-121(156+)-105-115(116)-45
環境に刺さると思ってシーズン序盤からずっと使っていたポケモンでどの技も強くてチオンドヒドやチオンドクガに1匹で勝てる性能をしてたし、後半に流行った甘えるハバカミに対して仕事ができる点も良かったです。環境に多かったサーフゴーが天敵なのでそこの対策さえしっかりしていれば受けやクッションとして本当に優秀でした。
ハバタクカミ@拘りスカーフ
古代活性 控えめ 妖テラス
143(100)-×-96(164)-198(196+)-157(12)-160(36)
HD:特化ハバタクカミのシャドーボール確定耐え
C:11n
S:余り
普通にいるスカーフハバタクカミでほんの少し努力値を変えただけのものです。雑に強かったですが、Sを最速コノヨザル抜きにして残りはCに振るべきで、努力値は変にいじるもんじゃないなと思いました。参考元がパワージェムだったのでそのまま使っていたのですが、ウルガモス、テツノツツミ、その他炎氷飛行タイプのポケモンに弱点がとれて意外と刺さりが良かったです。
マルチスケイル 陽気 飛行テラス
175(68)-180(204)-116(4)-×-124(28)-138(204+)
テラバースト(飛行)/神速/地震/竜の舞
A:飛行テラバでH252コノヨザル確1
S:+1で最速テツノツツミ抜き
HBD:余りでキレイな数字になるように
シーズン中盤から色んなゴツメカイリューを試したのですが、最終的にこの型になりました。こちらのディンルーがパオジアン相手に鋼テラスを切って襷で耐えられる→次のターン接触技がくるからカイリューに下げてゴツメで処理するという流れを想定していましたが、ディンルーにテラスを切るとカイリューのテラバが腐るのであまりよくない動きだったかもしれません。他の方のカイリューを参考にして変えてもいいと思ってます。
選出パターン
・相手が受けループではない
攻めポケモン2(ディンルーパオジアンハバタクカミカイリュー)+受けポケモン1(モロバレル水ロトム)
基本はこれです。受けポケモン両方選出すると火力がなさすぎて負けます。
・相手が受けループのとき
基本初手水ロトムの身代わりで様子を見ます。こちらのパーティーの特殊ポケモンがだいたいドオーで事足りてしまうのですが、ほとんどのドオーは身代わりできれば逆に一方的に殴ることができます。ハピナスまで選出されてしまうと厳しいです、立ち回りで頑張りましょう。
後語り
S4ではレート2000チャレを5回くらい失敗してしょうもない結果だったのでS5でまたレート2000を越えられて良かったです。S6ではレート2000から更に戦えるようになりたいので頑張ります!
ここまで長文駄文を読んでいただきありがとうございました。
アドバイス質問等ございましたらツイッター(@insectloverpoke)までお願いします。